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中国国家知識産権局(CNIPA)による品質誤認を含む不適切な表示の規制強化

2025年11月17日、中国国家知識産権局(CNIPA)は「商標使用管理の強化に関する通知」を公表し、公正な市場環境を確保するため、違法・不適切な商標使用の取締を一層強化すると発表しました。

重点的に取り締まりが強化される対象には、「無添加」「100%」など産地・品質・成分等について消費者の誤認を招く、または実態と異なる表示、登録商標の無断変更、未登録商標に登録表示(®)を付記する行為などが含まれます。特に食品・医薬品・玩具・家電など、生活密着分野における監視が強化されます。

これらの行為については地方市場監督管理局(MSA)へ情報が共有され、さらには国家市場監督管理総局(SAMR)との連携も強化される予定です。

中国では、品質誤認に関する拒絶理由(中国商標法10条1項7号)が非常に厳格に適用されており、同理由により商標登録が拒絶される例も少なくありませんが、商標法上、そのような標章は、商標としての使用を禁止されています。特に重点監視対象となる事業分野や表示については、これまで以上に慎重な判断と事前確認が求められます。

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